出産顛末記 その3
まだ続くのであった…。
1月26日(土)
さて、手術から3日経ちました。
お腹はまだ痛むものの、頭痛はさほどでもなく…。
これだったら、週明けには退院して、頭痛がするときだけ薬飲んで横になってればいいかなー?なんて思うほど。
この日は、ダンナと息子からカレーを、お見舞いに来てくれたママ友からお弁当の差し入れをいただき、幸せ〜♪だったのですが、皆が帰った夜7時すぎ。
あ、頭痛いかも…。
と思ったら、どんどん痛みが増していき、それと同時に後頭部から首筋にかけて、まるで板を入れたかのように、ガキーン!と硬くなり、首がどうにも動かせなくなった。
頭痛は…ガンガンと力いっぱい殴られたかと思うような、響く痛さ。
とてもじゃないけど立っておられず、ベッドに横たわりナースコール。
痛み止めの点滴を入れてもらい、しばらく横になっていた。
あ、あのク●麻酔医…!!!!!
点滴を入れてしばらくすると楽になったので、寝たまま、DVDを見る。
今回、これがなかったら気分も相当落ち込んでいたと思う。
持ってきたDVDも、コメディ映画や日本のバラエティー番組を録ったものだったので、いい気晴らしになった。
でも、トイレに立ち上がったりすると、途端に重〜い頭痛がやってくるのだった。
娘に授乳するのも困難だし、オムツを替えてあげることさえできないので、やっぱりこの日も新生児室で預かってもらった。
夜中、ひどい寝汗をかいて目が覚めた。
トイレに行き、ベッドに戻って寝ようとしたが、今度は寒気が襲ってきて、全身がぶるぶると震えだした。
も、もうわけわからん…(汗)つらいっす。
1月27日(日)
おなかは大分楽になってきた。が、代わりに頭痛が酷くなった。
朝、ダンナから電話が来たが(携帯は使用禁止だが、個人用の電話が設置できるのだ)、頭痛が酷くて喋るのも無理。
「ごめん。今、ダメ…」と、ガチャ切り状態で受話器を置いてしまった。
朝から痛み止めの点滴をしてもらう。
痛み止めが効いたら少し楽になったので、朝食をとりにいく。
ドイツ式カルテスエッセン(冷たい食事)なので全く期待はしておらず、ここの食事には何の楽しみもなかったが、リハビリ兼ねて、朝食室まで歩いていった。
行く先々で、看護士やヘバメに「頭痛の具合はどう?」と聞かれる私はすっかり有名人だったらしい(汗)
簡単にパンとヨーグルトなどを食べ、その後は寝て過ごした。
この日もママ友の一人が遊びに来てくれて、差し入れをいただいた。
こういうとき、日本人同士のネットワークの有難さをひしひしと感じます(感涙)
夜、DVD見ながら、昨日ダンナが持ってきてくれたカレーを食べようと思い、朝食室に設置されている電子レンジでカレーを温めようと、タッパーの蓋を閉めたままチンしてしまい、タッパーを壊した。
何やってんだ私…。
しかし、差し入れのお弁当やおにぎりがまだ残っていたのでそれを食べた。
寝る前に痛み止めの点滴をしてもらったけど、今日は娘を新生児室に預けずに、どれぐらい一人でやっていけるか試してみようと思う。
夜中の1時ごろ、娘を連れて新生児室へいくと、手術のときに立ち会ってくれたヘバメがいた。
娘の体重を計ってもらうと3130g。
思ったほどは減ってないな。
部屋に戻り、新生児室でもらってきたミルク(まだおっぱいが充分でなかったので)を飲ませてたら、また、頭痛が…。
娘を落っことしては大変なので、ひとまずベッドに寝かせ、腕だけ差し入れてミルクをやってたが、も、もう耐え切れない…という痛さ。というか、激痛!!!
娘の口から哺乳瓶を外すと泣き出したけど、抱っこもできない。
ナースコールをして、痛み止めの点滴&娘を新生児室へ。
もう、泣いていいですかぁ?(涙)
1月28日(月)
当初の予定では、水曜日入院→火曜日退院、と考えていたので、何もなければ明日退院、と思っていた。
頭痛が少しぐらいあっても、痛み止めを飲んで寝ていればいいかな〜と思っていたけど、昨日、おとといのあの酷い頭痛のことを思い出すと、やっぱり、頭痛が治るまでここにいた方がいい、と思い直した。
回診に来た主治医にも、「頭痛が無くなるまで退院はダメ〜!」と言われる。素直に従うしかない。
しかしあの麻酔医め。マジ許せん!!
貴様〜!今度どこかで会ったら覚えてろよ!
背中に穴あけて、ストロー突っ込んで空気吹き込んでやる!!
…と、日本から電話をかけてきた妹相手に毒づいて、ちょっと気分が晴れた(笑)
お昼ごろ、またまた別のママ友がお見舞いに来てくれ、差し入れ&娘へのプレゼントまでいただく。
今回は、ママ友たちや義母、ダンナから食べるものをたくさん差し入れてもらい、食うには困らない入院生活だった。皆には本当に感謝!!である。
夕方、息子が帰り際に、
「おかあさん、頭、早く治してね!」と。
なんかすごい言い方だけど(笑)気持ちは伝わったので、ありがとう、もうすぐ帰るからね、と応じる。
そしたらドアを閉める間際に再び、
「娘ちゃんを、かわいくしてね!」
「かわいがってね」と言いたかったらしい(笑)
優しくていいお兄ちゃんだね☆
頭痛のピークが過ぎたのか、嬉しいことにこの日は痛み止めをもらわなくて済み、夜も娘と一緒に一晩いることができた。
1月29日(火)
昨晩から、頭痛はほとんど感じなくなった。
主治医に、昨晩から痛み止めももらってないし、頭痛もありません、と伝えると、
「じゃ、明日退院していいよ。」
ラッキー♪
当初の予定より1日遅れだけど、退院決定☆
超音波エコーでお腹の傷の具合を見、問題なしってことで決まり。
あぁ、よかった…!!
でも、日本だと帝王切開の場合の入院は2週間ぐらい、と聞いたのですが。
ドイツは1週間弱ぐらいだそうで、私の場合でも1週間だったことを考えると結構短い。
私は一秒でも早く家に帰りたかったので、2週間入院なんて言われてたら、毎晩枕を濡らしていたことでしょう…(涙)
時々ふらっとするものの、酷い頭痛はなくなり、夜も娘と一緒にいれた。
1月30日(水)
ついに退院!!
朝食後にダンナが来て、退院手続き。
娘に、買ったばかりのベビー服を着せてみたが、まだデカかった。
退院間際に、ヘバメからプレゼント(試供品の詰め合わせ)をもらう。
で、娘に黄疸が出ているので、退院後、小児科に行くように言われる(汗)
まぁ、これはまた別の話になりますが、結果的にはこの黄疸は病気ではなかったのでよかったです…。(小児科3件回って疲れた…)
家に娘を連れて帰り、準備してあった天蓋つきベッドに寝かせてみる。
退院できてほっとしたのもつかの間、今度は昼夜逆転生活の“おじょうさま”に付き合わされるハメになったのでした…(汗)
…というわけで、予期せぬアクシデントはあったものの、1週間で退院できました!
息子のときもそうでしたが、今回もトラブルがあり、ぶっちゃけ、もう妊娠&出産はこりごりです…(汗)
息子と娘、2人の可愛い子どもたちに恵まれたので、これ以上何も望むことはありません!
ミスった麻酔医には、落とし前つけてもらいたいのはやまやまだけど、妊娠中に色々心配ごとがあったにもかかわらず、娘が健康に生まれてきてくれたので、今回は『恩赦』ということにしておいてやろう。はっはっは。
これにて、出産顛末記は終わり!
おつきあいいただき、ありがとうございましたー!
2008/03/17 18:04 | 2人目妊娠・出産 | Comment(2) Top
