出産顛末記 その2

続きを書く前に。

娘は、生後1ヶ月を過ぎまして、ぷっくぷくのまんまる赤ちゃんになりました。
最初の2週間殆ど体重が増えなかったのがすごく心配だったのだけど(黄疸もあったし、てか、まだあるんですが)今は、順調すぎるぐらい体重も増え、おっぱいもぐいぐい飲んでます。
ただ、ここ10日ほど、昼間全然寝なくなってしまい、頼みの母も帰国してしまったので(涙)もう〜大変!!
今、ようやく寝てくれたので更新、更新…。



↓↓ここから『出産顛末記 その2』↓↓


「実は…」

と、切り出された話の内容は大体以下の通り。
(ドイツ語なので聞き間違いもあるかもしれませんが…)


硬膜外麻酔のチューブ?が上手く入ってなくて、硬膜穿刺(穴を開けた)してしまい、髄液が漏れた。多分、明日ぐらいから頭痛が起こり、あなたは苦しむであろう 


という、とんでもない内容でありました。
私、何を言われてるのか最初は把握できなかったんですが(汗)、要は

麻酔を失敗したから副作用の頭痛が起こるよ!

ということ。
しかし、「すみませんでした。」とは絶対言わずに、「それは残念である。(Es tut mir leid.)」で済ますなよ、おい!残念なのはこっちだよ!

その時点で頭痛は起こっておらず、麻酔医は 「明日から頭痛が来る。」 と嫌〜な予言を残して去って行ったのでありました。
しかし、結論から言えば、この麻酔の副作用による頭痛、私の場合は非常〜に軽く済んだんです。
最悪の場合、私、4週間寝たきりになっていたかもしれない、と後に主治医から聞かされましたので…。


何がなんだか訳がわかりませんでしたが、麻酔をかけるときにあの医者がキョドっていた結果がこれか?と思うと、納得がいったような…。
PDAは難易度が高く、経験も必要、と聞いていたのですが、彼はPDAが苦手だったから?Spinalをオススメしていたのか?

…その日の夜は、頭痛よりも後陣痛が辛くてほとんど眠れませんでした。
点滴に収縮剤が入っていたらしく、「普通より痛いはずよ」とヘバメに言われて凹んだ(汗)
娘は新生児室に預け、一人で悶々と痛みと戦いつつ(痛み止めの注射を3回打ってもらった)
明け方まで時計とにらめっこしてました。


1月25日(金)

朝、ヘバメが来て、

「今日から点滴を1日2リットル入れます。水もたくさん飲んでください。あなたはなるべく寝たままで、トイレや赤ちゃんの世話以外は起きないように。でないと、頭痛がひどくなるから。」

と。
点滴療法とかいうのをやるらしいです。それで身体に回った髄液だか何だかを体外に排出させるのだとか。
しかし、まだ頭痛らしき頭痛はおぼえず。確かに少しフラッとしてるんだけど、単なる寝不足の時みたいな、そんな感じ。
それより後陣痛とか手術跡の痛みの方がよっぽど辛い…(涙)


昼頃、導尿が外れ、立ち上がる練習。
これがもう、ほんっとに辛いのよねぇ〜。息子のときに引き続き2回目だけど、自分の身体とは思えないぐらい、重い。
でも、トイレに行くには立ち上がらないといけないし、立って歩く方が回復が早いというのは前回で経験していたので、無理のない程度に頑張って立って歩こうと決意。

でも、決意するまでもなく、点滴のおかげで尿意が20〜30分ごとに来るので、そのたびにナースコールをして(一人でトイレに行ってはいけないと言われた。貧血で倒れるかもしれないから。)看護婦や助産婦を何回も呼びだし、トイレに行きまくり。

午後、主治医が来て、もう一度、麻酔の副作用について聞きました。
麻酔医が言ったことと内容は同じなんだけど、「頭痛が消えれば、その他の後遺症はないから心配しないで。」というので一応安心。
頭痛は「最大1週間ぐらい続くかもしれない。」とのこと(鬱)。
朝、ヘバメが説明していたように、点滴を入れてもらい、たくさん水を飲んで、なるべく寝て過ごし、でも、傷の治りのためには少しは動いた方がいい…と。なんかちょっと矛盾してるけど(笑)
そして、「あなたはトイレにたくさん行かなければならないから。」ということで、シャワー、トイレ付の部屋に移動となったのでした!ラッキー♪


移動先は再び2人部屋。今までいた古い病室とは違い、改装済みの綺麗な部屋でした。
シャワー、トイレもついていて、トイレに好きなだけ行けるので安心。
ナースコールしてくれ、と言われたとはいえ、何回も呼び出すのは気がひけるし、忙しくてなかなか来てくれないときなんか、あちこち痛い上に尿意が極限まで来て、「これは何ていう拷問ですか?」状態だったもんなー。

その後も何回もトイレに行ったんだが、点滴のスタンド?(何て言うんでしょうか、あれ)も一緒なのでウザいよー。仕方ないけど。
言われていた通り、立ち上がったり歩くとズキズキと頭痛がするので、「あぁ、これがその頭痛か。でも、耐えられないほど痛いわけじゃないから、良かった。」と思っていました。
(後に、それが間違いだったと知るわけだが…。)



ところで、この日のお昼にはダンナがお寿司を買ってきてくれたんだけど、あまり食べられなかった。
あれだけ「差し入れ強化体制!」と息巻いて、ダンナに「あれとこれが食べたい」とリクエストし、義母にも差し入れをお願いしていたにもかかわらず、やはり術後で身体が疲れているせいか、意外と食べられないものなんだなぁと。
夜は義母が作ってきてくれた、肉団子と野菜の甘酢あんかけを食べました。たくさんは食べられなかったけど、とてもおいしゅうございました☆


この夜も娘は新生児室へ。私の身体がまだ辛いので。
しかし、授乳のときだけは連れてきてもらうように頼んでおきました。
早く1日中母子同室になりたいなぁ…。


<娘が起きたので、続きはまた後で>

テーマ : 二人目妊娠・出産 - ジャンル : 育児

2008/02/26 12:18 | 2人目妊娠・出産Comment(6)  Top

出産顛末記

1月24日に娘が生まれてから3週間過ぎ、私の体調も大分回復してきました。
というわけで、今回の出産についてちょっと書いておこうかと。


予定帝王切開だったので、手術日の前日、23日に入院。
その日の夜は、3人部屋に1人というラッキーもあり、お弁当を食べながら、持ち込んだポータブルDVDプレイヤー(これ、今回の入院で大活躍!!)で『すべらない話』を見つつ、「出産したら、数日間は思いっきり笑えないよなぁ」ということで、笑いだめ。

寝る前に、お腹の赤ちゃんに、「明日、会おうね。お父さんもお母さんもお兄ちゃんも、待ってるよ。」と話かけてみた。
いや、陣痛も来てないのに手術でいきなり外界に出されると驚くんじゃないかな〜と思ったのよ。

今晩はゆっくり寝ておこう、と思ったけど、やはり何度も目が覚めてしまい、あまり眠れませんでした…。


1月24日

朝6時半にCTG(ノンストレステスト)を受けに分娩室へ。
立会い予定のダンナは7時に来る予定でしたが、6時50分に来た。
ダンナも緊張であまり眠れなかったらしい。

7時すぎから、術前の準備。
感じのいいヘバメがやってきて、テキパキと準備をしてくれた。

8時から手術開始…の予定だったのだが、少し遅れて8時近くなってから手術室へ移動。
ダンナは着替えに行ってしまった。

麻酔の処置をするために、準備室?のようなところへ。
私は、硬膜外麻酔(以下、PDA)を希望していて、前日の麻酔医との話し合いでもPDAでお願いします、ってことで同意書にもサインをしていた。

が、麻酔医が来てみると、昨日話をした人とは違う医師。
その医師が言うには、

「あなたはPDAを希望、と同意書に書いてあるけど、僕は腰椎麻酔(以下、Spinal)がいいと思う。」


はぁ!?
そんなこといきなり言われても困る!!



「私はPDAを希望、とすでに伝えてありますし、昨日の話し合いでもそう確認しましたが?」

「それはそうだけど…Spinalの方が効きが早いんだよ。」

効きが早い遅いで決めたわけじゃないし、どちらの麻酔がどういう利点・欠点があるかも同意書を読んだりネットで調べたりして知っている。
息子を産んだときはPDAだったし、それで満足だった。
今回も、PDAの利点(術後、自分で麻酔を入れることができる。)を利用したいからPDAで、と言ったのに…。
何故今、このタイミングでこんなこと言い出すの?とちょっと混乱してしまった。

しかし、ここはしっかり意志を伝えておかねばと思い、

「いえ、PDAでお願いします!」

と、きっぱり言った。

「PDAでいいんだね?Spinalじゃないんだね?」

何度も念押しされ、そのときも「PDAでお願いします。」と返事。
(ほとんど意地になっていた私)

なんでこの人、同意書にサインまでしてあるのに、患者の意志を尊重してくれないんだ?と、少々不安がよぎる。
(後でこの不安は的中するわけですがorz)
私は、SpinalのほうがPDAよりこの手術に適している理由を説明してくれれば当然医師に従うつもりだったけど、Spinalにしたい理由が「効きが早いから」だけじゃあ、説得力ないんですが?(PDAは効くまでに30分ぐらいかかる)

私が返事をすると、医師は、「やれやれ…(ガンコな患者だ)」といった感じでPDAの処置をはじめた。

処置の途中、ダンナが気分が悪くなり(汗)一旦外に出る。
さっきの麻酔の件といい、いっきに不安倍増である(涙)
通訳兼精神安定剤のダンナが側にいてくれないと困る…と思ったが、5分ぐらいで戻ってきたのでホッとした。
どうやら、注射をするところを見てしまったのがダメだったらしい。


さて、いよいよ手術。
婦人科でずっとお世話になった主治医の顔を見ると安心した。
今回は診察から手術までこの先生の世話になったのだけど(ドイツは通常、妊婦検診と出産は別の病院になることが多い。)、こういう場面では知っている人がいる方が心強い。

「じゃあ、後でね〜。」

私の胸のあたりにあるついたて向こうに先生が消えていき、手術がはじまりました。


さて、麻酔は無事に効き、下半身はもはや何も感じないけど、何かをされている感覚はある。
頭はハッキリ…してなかったような気がする。
眠たいような、ちょっと息苦しい感じもする。目も開けていられない。
ダンナが私の頭側にいて、ずっと額を撫でてくれていたけど、それがとても心地よかった。
そして、午前8時56分に娘が誕生!!

「産まれたよ!お疲れ様。」

とダンナが言うまで、実はあまりわかっていなかった(汗)
なんだか意識が半分飛んでるような感じで、ふわふわ〜っとしていたのよね…。

へその緒を切るなどの処置を終えた娘が私の頭のところへ連れて来られた。
息子のときと同じく、娘も手をパーで開いていた。
最近の赤ちゃんって手を握ってる子が少ないと聞いたんだけど、娘もそうでした。
本当は胸に乗せて欲しかったけどそれは無理なので、娘にキス。
名前は、顔を見てから2つの候補の中から選ぼう、とダンナと話していたんだけど、
そのときに2人一致で名前が決まりました。
身長50cm、体重3260gということで、2週間早く生まれた割りには立派なサイズ(笑)
実は、体重が何グラムか、私とダンナとで賭けをしていたんだけど、私が3250gと言ってたので、見事ニアピン賞獲得。
賞品は…別に何もないんだけど(汗)

赤ちゃんが出てあとの処置が結構長かったような気がする。
前回の手術跡をキレイに直しつつ、今回の傷をとても丁寧に縫合してくれたようです。
このときには安心してたのか、途中、少し寝てしまってました。


さて、手術が無事終わり分娩室に戻るというとき、麻酔医がやってきて、

「背中の管は抜いておいたから。」

あれ?PDAの場合って、確かポンプみたいなのがついてきて、ポンプを使って背中の管から麻酔(痛み止め)を追加し、術後の痛みを患者自身がコントロールできるはずじゃ…と思ったのだけど、抜いてしまった、という。
よくわからんけど、手術が無事終わって、娘がちゃんと生まれてきたというのですでに精神的にハイになっていた私はあまり気にせず、分娩室へ戻った。


術前から世話をしてくれたヘバメに、

「体重が何グラムか2人で賭けをしてて、彼女(私)が3250gって言ってたんですよ。」

とダンナが話すと、

「あら、エコーより正確ね!(笑)」

ほんと、何か賞品でも賭けておけばよかったよ(笑)


分娩室に戻ると、すでに娘は服を着せられてそこにいました。
ヘバメが私の横に寝かせてくれて、ダンナと私と娘で、しばらく3人の時間。
娘は、息子の産まれたときそっくり、というか、やはりガッツ石松でした(笑)
指長〜い、髪の毛結構あるね〜と娘を観察。
早速、授乳を試みてみると、上手に銜えていました。

麻酔が効いててどこも痛くないし、頭はハッキリしてきたし、アドレナリン大放出状態なのか、やけにハイな私。
昨晩見た『すべらない話』の内容などをベラベラ話したり、義母が来て写真を撮ったり、妙に元気(笑)
分娩室にしばらくいたんだが、ヘバメがやってきて、「食事はどうする?食べるわよね?」と。
え、食べていいんですか!?ときくと、「勿論よー。じゃ、何か持ってくるわね。」
お腹が空いていたので助かった。
でも私はまだ起きて自分で食べることができないので、ダンナに食べさせてもらった。
病院のご飯は不味いと聞いてたけど、空腹&産後ハイでほぼ完食。
お肉や野菜、スープ、デザートまで一口ずつ口に運んでくれたダンナに、

「このお礼は、将来年とったときに返します。」

と言うと、

「夫婦なんだから、お礼とか返すとか要らないじゃん♪」

と優しいことを言いながら、私が「それ好きじゃないからアナタが食べて」と言った、ジャガイモ団子をフェイントで口に突っ込んでくるダンナ(汗)
ギャグのつもりなのか…?


昼食を終え、病室へ移った。
昨日いた部屋ではなく、別の病室へ。
そこは2人部屋ですでに先客が。
しかもかなり狭い部屋。まぁ、しょうがないか…。


ダンナは、幼稚園の終わった息子と義母を連れに帰宅。
私は、娘とまったり幸せ時間…のつもりだったのだが、ようやくハイ状態から脱してきたせいか、眠くなったのでウトウト…。
娘も私の横でよく寝ている。
そんなまったり時間を過ごしていると、さきほどの麻酔医が来た。
主治医の回診があるのは知ってたけど、麻酔医も来るんだ…と思ったら、


「実は…申し訳ないことなんだが…」


はい?!


…この後、衝撃と怒りの事実が発覚したのでありました。


<続く>

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2008/02/17 22:58 | 2人目妊娠・出産Comment(6)  Top

第438回「バレンタイン、もう用意した?」

出産顛末記もまだ書いてないのにいきなりお題ですが…。


バレンタイン、まだ何も用意してません〜!!


ま、産後3週間しか経ってないから当たり前といえば当たり前か…。
しかし、今朝、ダンナが息子にこう言うのを聞いてしまった。

「バレンタインデーには(私から)チョコレートとかケーキとかもらえるよ〜♪」

うげ。そう来るか〜。


でも、そう言う本人は明日某ミュージシャンのライブに行くとかで夜いないのよね。
私も、まだまだお菓子を作る余裕がないので、簡単にティラミスでも作るか、あるいは適当なものを買ってきて、お茶を濁そうかな…。


ライブといえば、出産前からの懸案事項だった、21日のハノイ・ロックス。
その日の夜に母が日本へ帰るのでライブは無理と確定し、私もすっかり諦めていたのですが、
(母は、「行けばいいのに〜。赤ちゃんは私が見るから!」ですって。いや、あなたその日の夜は機内にいるはずでは…?:汗)
なんと、ライブ前日、市内某所にてサイン会がある、という情報をダンナが掴んだ!!


ぎょええええええーーー!!!


正直、サイン会でサイン100枚もらうよりもライブ1本見る方がずっと嬉しいんだけど、生モンちゃんに会える機会でもありますし(あ、生マッコイ氏にも会えるか?)、ライブが無理ならサイン会に行こうかな〜っと、思っております。
まぁ、これも私の体力次第ですが…。


ついでに、明日で生後3週間になる娘は、最初のうちなかなか増えなかった体重もようやく順調に増え始め、黄疸が長引いているものの(母乳のせいなので心配なしとの診断)すこぶる元気です。
息子の新生児期と比べると、手がかからないので楽っちゃー楽かな。
でも、年のせいか、夜中何度も起きるのが結構辛くて(汗)、毎日昼寝がかかせませんです、はい。


…なんだがグダグダですが、この辺で。

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2008/02/13 19:20 | 日常Comment(0)  Top

生まれました!

1月24日に第二子となる長女(HNは「娘」。そのままです。)が誕生しました。
妊娠中に数々の心配事があったにもかかわらず、どこにも問題がなく、元気に生まれてきてくれて、本当〜にほっとしております。

現在、4年半ぶりの新生児につきあって、昼も夜もない状態。
年老いた身体(汗)に帝王切開の術後、となかなかしんどいですが、久しぶりの赤ちゃんってやっぱり可愛い♪
つい、顔近づけてモフモフしてしまいます(笑)


ダンナはすっかり娘にメロメロというかロメロメというか、自分でもよくわからないぐらい、可愛くて仕方ないらしいです。
生まれる前から「嫁には出さ〜ん!」なんて言ってたもんなぁ…(汗)


息子はちょっぴりヤキモチを焼くようになっちゃいましたが、今はこんなものなのかなぁ?
時々気まぐれに娘をさわりに来ては、「可愛いね♪」と言っております。


落ち着いたら、今回の出産顛末記を書こうかなと。
今回もね、色々あったんですよ、色々とね…(ため息)


とりあえず、ご報告まで!

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2008/02/01 16:35 | 2人目妊娠・出産Comment(10)  Top

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